2007/04/29

自転車でパリを楽しもう!


パリ市が現在すすめているプロジェクトに、Vélib'というものがあります。
パリのいたるところに(およそ300mごと)に、自転車ステーションをつくり、観光に、仕事に、買い物などに、人々が簡単に自転車を借りられるようにしたものです。
今年の夏には、サービス開始になる予定で、1年間利用可能のチケット、1週間、1日中使用のためのチケットもあります。
買い方は、自転車ステーションにある機械で(日本語での説明もあります)、チケットを選び、ビザなどで支払うというもの。
ある自転車ステーションで、自転車を得た後、どの自転車ステーションに返却してもよいのです。元の自転車ステーションにわざわざ戻しにいかなくてもいいので、とても便利だと思います。

ただ、フランスのドライバーはかなり運転が乱暴なので、その点だけは注意が必要です。

2007/04/28

ルクサンブール公園と自由の女神像

パリのラテン地区にあるルクサンブール公園は、パリで最も美しい公園の一つとして知られています。
マリーメディチの命令により1617年に、フランス式庭園の理論家によって作られ、後に拡大されたそうです。
今では、ソルボンヌ大学の学生やパリジャンなどが集い、夏には、ミュージシャンが音楽を生演奏したりなどしている、本当に素敵な公園です。
公園内にある宮殿は、今ではフランスのセナ(日本での参議院)となっています。

花々にあふれたこの公園のもう一つの魅力は、かつてのフランス女王や、貴族の奥方などの像が80ほど散在していること。
実は、ニューヨークの自由の女神像のレプリカもあるそうなのです。
私自身はまだ見つけていませんので、見つけた方はどこにあるのかぜひ教えてください!

RER B線のLuxembourgで降りて、すぐ真ん前に公園はあります

2007/04/24

かつてのフランスが味わえるレストラン

庶民地区パリ20区にあるビストロ Le Vieux Belleville では、フランス伝統料理となつかしのフランス音楽が楽しめます。
アコーデオンや、シャンソン歌手 エディットピアフのシャンソンなど、戦後初期の音楽が生演奏されています。
お客さんも演奏してほしいシャンソンをリクエストしたり、一緒に音楽に合わせて歌ったりと、とてもフレンドリーで温かい雰囲気の漂うビストロです。

15ユーロくらいから食事できます。

Le Vieux Belleville

12, rue des Envierges (パリ20区) – Tel. 33 1 44 62 92 66.

www.le-vieux-belleville.com


2007/04/20

カルティエタンにある秘密の庭

今日は、知る人ぞ知る素敵な庭園を紹介します。
パリ5区にあるフランス高等師範学校の庭です。
フランス高等師範学校は、社会学者レイモンアロン、哲学者ジャックデリダ、かつてのフランス大統領ジョルジュポンピドゥーなどがかつて在学していた、名高い学校です。
カルティエラタンに行くなら、そこまで足を伸ばしてみてはどうでしょうか。

残念ながら、土曜日と日曜日には開いていません。

Ecole Normale Supérieure

45 rue de l'Ulm(パリ5区)


2007/04/19

ヴィヴィエンヌギャラリーにあるティ−ルーム


ヴイクトワール広場やパレロワイヤル公園のすぐそばにある、ビビエンヌギャラリーをご存知でしょうか。
プレタポルテのお店や、装飾品のお店などが店を連ねています。
私のおすすめは、A priori-théという名のティールーム。オレンジティーとハニーティーのホームメードミックスなどが味わえ、とても素敵です。

Galerie Vivienne
rue des petits champs(パリ2区)

2007/04/17

マレ地区にあるスウェーデンカフェ


マレ地区の中心にある、16世紀後半の邸宅 L'hôtel de Marleは、現在スウェーデン文化センターになっています。
海外にある唯一のスウェーデン文化センターらしく、スウェーデンに関する展示会や、コンサート、討論会などが催されています。
今回は、その中庭にあるカフェを紹介します。
季節によってメニューは若干変わるようですが、ズッキーニやキャロットなどのいろいろなケーキ、スウェーデン伝統(?)のスモークサーモンサンドウィッチ、スープ、お替わり自由のコーヒーなど味わえます。
カフェ内にも30席ほどありますが、中庭にも席があり、私はそちらがお気に入りです。
ちなみに店長さんもスウェーデン人です。

Café suédois
11, Rue Payenne
(パリ3区)
Tel : 01 44 78 80 20
火曜から日曜日までオープン(12時から18時まで)
火曜日は21時までオープン
最寄りメトロ;Saint Paul

2007/04/16

ペールラシェーズ墓地のすぐ近くにある公園


パリに限らず、フランス各地で、第一次、第二次世界戦争を戦った兵士をたたえるモニュメントなどをよく見かけます。
ペールラシェーズ墓地に近いラロケット広場の入り口にも、この場所には、4000人の女性レジスタンス運動家(第二次世界大戦時に、ドイツ占領軍と、フランスヴィシー政権への抵抗運動)が投獄されていたことが書かれています。
実は、この場所は1800年代から1974年までは、牢獄として使われていました。
死刑囚が投獄されていた、恐ろしい場所だったようです。

今では、花の咲き乱れるさわやかな公園になっており、過去を思わせるものには、公園の入り口にある門(昔の牢獄の入り口として使われていました)だけです。
天気が良いと、パリジャンがベンチで読書をしたり、砂場などで子供を遊ばせるためにやってきます。

ペールラシェーズ墓地によった際に、時間があれば少し覗いてみてはいかがでしょうか(ペールラシェーズ墓地については、ここをクリックして下さい)。

Square de la Roquette
147 Rue de la Roquette(パリ11区)

ペールラシェーズ墓地の西側入り口(メトロペールラシェーズと、メトロフィリップオーギュストの間)から出ている通り沿いにあります。

2007/04/12

ソルボンヌ大学やパンテオンのすぐ近くにあるレストランです!

このレストランでは、フランスオーベルニュ地方(中南部)の素材を使った料理や、オーベルニュ伝統料理が楽しめます。
オーベルニュ地方には、自然水などが豊富で、有名ミネラルウォーターVolvicもそこからきています。

なんといってもお勧めは、中庭にあるテラスです。
天気が良い日には、中庭のテラスで食べることができ、とても心地が良いです。

カルティエラタンに寄る際に、行ってみてはいかがでしょうか。

コースで32ユーロくらいです。
Chantairelle
17, Rue Laplace(パリ5区)
Tel : 01 46 33 18 59

2007/04/10

パリ7区にあるシックなレストラン

いつか行ってみたいと思っているレストランに、ラテンアメリカ会館にあるレストランがあります。(ラテンアメリカ会館自体では、コンサートや、展示会、議論などの催しが開催されています)
パリにあるレストランの中でも庭園がとても美しく、おいしいフレンチ料理が食べれると、通には知られたレストランです。
天気の良い日には、緑に囲まれたテラスで食べることができるようで、そこに行ったことのある友人によると、その時は、モーツアルトの音楽が生演奏されていて、とても素敵だったそうです。
バーもあり、そこでは、コクテルとラテンアメリカの名物が味わえとか。
ランチは40ユーロくらいで、ディナーだと50ユーロくらいだそうです。アフタヌーンティも味わえます。

MAISON DE L'AMERIQUE LATINE (DE LA)

217, boulevard Saint Germain (パリ7区)
Tel. : +(33) 1 49 54 75 00

最寄りメトロ : Solférino

2007/04/09

モスクのティールーム(とレストラン)


パリ5区の植物園(Jardin des plantes)の真向かいに、パリのモスク(Mosquee de Paris)という名のモスクがあります。
モスクとは、イスラム教者が礼拝を行うための場所ですが、そこにあるティールーム兼レストランは、誰でも来れる場所になっています。
中東や北アフリカを思わせるようなモチーフや装飾で、とても素敵です。
私は、そこで甘いミントティー(本物のミントでできています)を飲んだだけですが(おいしいです)、ケーキや、クスクスと呼ばれる料理などを食べることもできます。

植物園で散歩した後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Mosquée de Paris (ティールーム)
39 rue Geoffroy Saint-Hilaire(パリ5区)
電話番号. : 01 43 31 38 20
最寄りメトロ: Place Monge

毎日朝9時から午後11時までオープン

2007/04/06

フランスは復活祭でお休みです



復活祭とは、金曜日に死に絶えたキリストが、3日後に復活したのを祝うキリスト教のお祝いです。
2日間(日曜日と月曜日)の復活祭は、キリスト教の影響が深く残る国々で祝日となっているようで、フランスでは、今年は、4月8日と9日です(毎年微妙に日が異なるようです)。
スーパーマーケットや、テレビのCMでも、チョコレートのうさぎや、卵の形をしたチョコレートが目につきます。
子供のいる家庭では、カラフルに色を塗った本物のたまごや、チョコレートのたまごを、庭などのあらゆる所に隠して見つける競争などが行われます。もちろん、子供たちにとっては、復活祭にチョコレートをたらふく食べることも楽しみのようです(ヨーロッパでは、老若男女みんなチョコレートが好きで、私は最初びっくりしました)。

ちなみに、この時期に休暇に出かけるフランス家庭が多く、高速道路は至る所で渋滞しがちです。

パリ5区にある植物園

植物園(Le Jardin des Plantes)は、ルイ13世の二人の医師によって1635年に作られました。当時、この地域には比較的人口が少なく、荒れた土地を耕して作ったようです。
今では、世界中から集められた何千種もの植物が植えられています。

動物園もあります。

Le jardin des plantes
複数の入り口があります。
rue Geoffroy-Saint-Hilaire
rue Buffon
place Valhubert
パリ5区
電話: 01 40 79 56
毎日午前8時から午後7時半までオープン

2007/04/05

オペラバスティーユの近くを散歩


観光客にはほとんど知られていませんが、パリジャンが好んで散歩する場所の一つにcoulee verteがあります。
1969年まで使われていた、昔の鉄道に沿ってできている散歩道で、パリ12区を西から東に横断しています(4、5キロメートルの長さ)。
オペラバスティーユの後方から始まりl'avenue Daumesnilを見下ろしながら(散歩道は、高めの位置にあります)、ルイリー公園まで(jardin de Reuilly)まで散歩してみてはどうでしょうか。バラなど花が植えられていて、とても気持ちが良いです。
ルイリー公園の先をもっと歩いて行くと、バンセンヌの森にたどりつきます。

2007/04/04

マレ地区にあるフランス料理レストラン


昔の農家のような雰囲気のただよう、とても気持ちの良いレストランです
おしゃれでシックなお店がいっぱいのマレ地区で、こんな素朴なレストランはかなりまれだと思います。
お肉の炭火焼きなどが味わえます。
早めにいけば、暖炉のそばにある農家風のテーブルで食べることができます。

Robert et Louise
64, RUE VIEILLE-DU-TEMPLE (パリ3区)
Tel : 01 42 78 55 89
最寄りメトロ;Hôtel de Ville
日曜日以外毎日オープン。
ただし、8月中は閉まっています。

2007/04/03

パリで掘り出し物を探そう!!


春が近づき、天気が良くなってくると、フランス各地で、Brocante、Vide-Grenierなる看板などを見かけるようになってきます。
日本で言うフリーマーケットで、それぞれの家で眠っている物を持ち出して、歩道などで売っています。(たまに、本職者が大部分を占めるBrocante、Vide-Grenierもあり、その場合には、質が良いのと引き換えに、値段はもちろん高めになります)

そんな物買う人いるのかなーと思うくらいの物を売っている人もいれば、1960年、70年代(かな?)にフランスでも流行したポップでおしゃれな家具を売っていたり、目を凝らせば、掘り出し物が見つけられるはずです。

別に買わなくても、フランス人各家庭の様子を垣間見ることができ、日仏比較ができて楽しいです。

フランス、パリ各地でこれから開かれるbrocanteの一つとして、モンソー公園で行われるものがあります。
4月20-29日間にパリにいる方は、見に行ってみてはどうでしょうか。


モンソー公園のbrocante(Brocante du Parc Monceau)
2007年4月20日から4月29日まで
午前11時から午後8時まで
無料
モンソー公園にて(Boulevard de Courcelles パリ8区)
最寄りメトロ;Monceau (シャンゼリゼ大通りや凱旋門界隈にあります)

2007/04/02

パリ近郊にあるモネの家



今回は、パリ近郊Givernyにある、印象派を代表する画家モネ
の家を紹介します。

家は、モネが1883年から1926年まで住んでいた場所で、色彩豊かな内装もモネ生存当時のままに再現されています。 日本の浮世絵は至るところに飾られており、日本絵画が、彼に大きな影響を与えたことを示しています。 また、花の咲き乱れる庭や、睡蓮や日本橋の架かる大きな池もあり、モネの絵画の世界を生で楽しむことができます。

パリから少し遠いですが、フランスの田舎の雰囲気も味わえ、私は大満足しました。
時間がある方には、ぜひおすすめします。

Fondation Claude Monet à Giverny
アクセス:

*パリにある、サンラザール駅(Gare St Lazare)から電車で、ヴェルノン(Vernon)駅まで行きます。(1時間半ほど)

*Vernon駅から、モネの家のあるGivernyまでは5kmほどです。 タクシーで行くことももちろん可能ですが、私はバスに乗りました。 バス:240番線(停車場は、Vernon駅の外にあります。モネの家に行く観光客が、いつも待っているので、すぐ場所はわかると思います) パリからヴェルノン行き電車が着いてから、約15分後に、バスはVernonから出発します。

モネの家入場料金:個人の場合

7歳以下 無料

12歳以下 3ユーロ
学生 4ユーロ
大人 5.5ユーロ
http://www.fondation-monet.com/